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【受講のコツと注意点】宅建士向け業務管理者資格取得方法 実務講習受講の流れ(ハトマーク)

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日本のみなさん、こんにちは🇯🇵世界のみなさん、こんにちは🌍PikaMyu RYOです🐰🌸

このページをご覧になっているみなさまの多くは宅地建物取引士(宅建士)の国家資格を持っている方々ではないかと存じます。

さて、みなさまは賃貸住宅管理業における「業務管理者」についてご存知でしょうか。

業務管理者」とは、賃貸住宅管理の知識及び能力・一定の実務経験等を持ち、国土交通省で定める要件を備えている者を指し、賃貸不動産管理業を行う営業所又は事務所ごとに、1名以上配置することが義務付けられている人員のことです。

詳細は以下の国土交通省のホームページに記載されております。

業務管理者について | 賃貸住宅管理業法ポータルサイト - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

上記のホームページからも分かりますように、今なら宅建士であれば賃貸不動産経営管理士試験を受けて合格しなくても、この業務管理者になる道が開かれているわけです。

私は宅建士証の更新時の法定講習の際にこの制度を知りました。

資格取得には時間とお金と体力が必要ですし、限られた期間しか門戸が開かれないと予測されているのあれば、なおさらこの制度を使わない手はないと思いました。

また、賃貸不動産経営管理士、略して賃管士の内容は現在実務に就いていなくても、物件に住んでいる者であれば誰にとっても役に立ちそうな内容で、元々興味もあったため喜んで受講することにしました。

※業務管理者の修了証明書の有効期間は宅建士証と同じく5年間となっています。更新時には更新講習が実施され、修了者には新たな修了証明書が発行されます。

というわけで、今回は宅建士が業務管理者の資格を取得するまでの流れについてお伝えしたいと思います!

管理業務に関する2年以上の実務経験の無い方はまずは実務講習から!

宅建士が業務管理者の資格を得るには、以下の要件を満たす必要があります。

管理業務に関する2年以上の実務経験(実務の経験に代わる講習を修了している者も対象)+宅建士+指定講習を修了

私は実務経験が無かったので、実務講習から始めました。

管理業務に関する2年以上の実務経験がある方は指定講習の受講申込へ。

実務経験がない方はこのままこの記事を読み進めていただけたらと存じます。

まずは、以下の賃貸不動産経営管理士のウェブサイトで内容をよく確認の上、ページ下部から実務講習受講の申込をしましょう。

賃貸住宅管理業務に関する実務講習-賃貸不動産経営管理士(賃貸不動産における専門家の資格)
「賃貸住宅の管理業務に関し2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められる、賃貸住宅管理業務に関する実務講習をご案内します。

受講料は税込20,000円で、クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済が利用できます。

申込に当たって宅建士証が必要なので、併せて用意しておきましょう。


申込から受講開始までの流れ

実務講習の支払い手続きが完了すると、教材(印刷物を冊子にしたようなサイズ大きめのテキスト冊子・演習用ワークブック等)がレターパックライトで郵送されて来ます。

教材を受け取った後、まずはテキスト冊子を読んだり、演習用ワークブックを解いたりする、約18時間の自主学習を開始します。

その後、本人限定受取郵便で自主学習後のeラーニングの受講に必要な「受講認証キー」が記載された受講票が送られて来ます。

本人限定受取郵便のため、受取時には運転免許証や健康保険証などの本人確認書類が必要です。

郵便局から封書にて本人限定受取郵便のお知らせが届きますので、期日までに案内の記載に従って配達を依頼するか、指定の郵便局に受取に行きます。

本人限定受取の詳細はこちら(日本郵便)

教材が届いているのに、待てど暮らせど本人限定受取郵便のお知らせが届かない場合は、

下記の賃貸住宅管理業務に関する実務講習に関する問い合わせ先に連絡を取り、いつ発送が完了しているか確認を取ると良いでしょう。

その他の疑問・質問もこちらへ↓

【実務講習に関するお問い合わせ先】
一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会 受付センター
TEL:0476-33-6660 
FAX:050-3153-0865

(電話受付:平日10:00~17:00、FAX受付:24時間)
またはお問合せフォームよりメールでのお問い合わせ(返信まで1週間前後)

その後、郵便局に不着郵便物として問い合わせをするか、受付センターに受講票の再発行を依頼しましょう。

郵便物等が届かないなどの調査のお申出(日本郵便)

郵便物の不着に関しては、家族がポストを確認して家に運び、そのまま放置してしまうケースが意外と多いようです。私の場合もそうでした。

ご家族や周りの方にも予め知らせておいたり、お手元に届かない時は、届いていなかったかと確認を取ると良いかもしれません。

実務講習の流れ(受講のコツと注意点)

実務講習の学習方法は教材(テキスト冊子)を使った自主学習とインターネットを利用したeラーニングとで構成されています。

賃貸住宅管理業の実務に関する知識全般を、7時間のeラーニングによる講習と、18時間のテキスト冊子による自主学習を行うという学習時間の目安が提示されていますが、しっかり読み込んでいると、とてもこの時間では終わりません。

受講期間60日(受講票に記載された認証キーを入力したログイン時より起算)以内に受講し、修了試験(7割以上の正解で合格するまで何度も受験可能)までを終えなければならないため、受講期限ギリギリにまとめて受講していたら間に合わなかったということにならないよう気を付けた方が賢明です。

ここで少しでも受講期間を伸ばすコツですが…

ズバリこれです!

自主学習中はログインしないこと

自主学習は思いの外、時間がかかります。

受講票が届いたから、まずウェブサイトがどんなものか確認してみようと、受講票に記載された認証キーを入力したその時から、60日の受講期間は始まってしまいます。初ログインは自主学習終了後に行うのがおすすめです。

ただ修了してみての感想としては、自主学習ではじっくり読み込む必要はなかったなというのが正直なところです。

実際、その後の講義ビデオでは、自主学習の内容が取り上げられているので、自主学習では軽く一読するにとどめながら、都度演習用ワークブックを解き理解に努め、さっさとeラーニングの講義に移るのが一番だっだと今では思っています。


受講修了後 そして指定講習へ

さて、パソコンやスマホ、タブレットなどでeラーニングによる講習を終え、修了試験をクリアすると、ブラウザ上にて『賃貸住宅管理業務に関する実務講習 修了証』が発行されます。

紙媒体では発行されませんので、こちらのデータをPDFなどで大切に保存しておきましょう。

以上が賃貸住宅管理業 業務管理者 実務講習の受講の流れでした。

実務講習はそれなりの長丁場なので、修了時には自分へのプチご褒美を用意したいところですね。

ここでこのペースを崩さずに次に進む方、一旦休んで仕切り直す方、人それぞれですが、この実務講習に続いて、今度は指定講習を受講に移っていきます。

指定講習の申込に進まれる方は、宅建士証の写真(表と裏)と賃貸住宅管理業務に関する実務講習 修了証のデータを用意して、次の指定講習に関する記事をお読みいただければと存じます。

特例措置はいつ終了になるか分からない…!

今回ご紹介したように、宅建士が賃管士の資格を取得しなくても、業務管理者の資格を得られるこの特例措置はいつまで続くか分からない状況です。

実務要件を満たしていない宅建士は次の記事でご紹介する指定講習の前に、実務講習を受けなければなりませんので、業務管理者に興味のある方は早めの受講スタートをおすすめします。

実務講習に関しては以上となります。この度はご覧いただきまして有難うございました。

私の経験がみなさまの受講時の参考になれば幸いです。

(次の記事に続きます)


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