不安が消える・ホッとする・心が静まる… ドイツ語の「安心する」を完全整理!12表現を使い分けテスト付きで徹底解説 (sich beruhigen, beruhigt sein, sich keine Sorgen machen, sich sicher fühlen, erleichtert sein, Entwarnung geben / sein, sich wohlfühlen, sich geborgen fühlen, Vertrauen haben, in guten Händen sein, Gewissheit haben, zur Ruhe kommen)

PikaMyu RYO

ドイツ語で「安心する」「落ち着く」と言いたいとき、
sich beruhigen や erleichtert sein、sich sicher fühlen など、いくつもの表現が思い浮かびます。

でも実際には、
「不安でドキドキしていた心が静まる」のか
「危機が去ってホッとする」のか
「人に任せて安心する」のか
「深く守られていると感じる」のか──
その安心の質や深さによって、選ぶべき言葉は変わってきます。

なんとなく同じように見える表現でも、
使い方を間違えると少し不自然に聞こえてしまうことも🤔

この記事では、
「安心する」を表すドイツ語12表現を取り上げ、
ニュアンスの違い・使い分け・具体的なシーンを丁寧に整理しました🌿

感情の機微まで自然に伝えられるドイツ語を身につけたい方は、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね📖✨

Contents
  1. 「安心する」を表すドイツ語の基本概念 🫶🌿
  2. 各表現の意味・ニュアンス・語源・例文 🔍
  3. 各表現の使い分けと比較 🔍
  4. よくある間違い・注意点 ⚠️
  5. 使い分けテスト 🎯
  6. まとめ:12の「安心する」表現を整理 🌿🕊️
  7. 📖 参考文献・出典一覧

「安心する」を表すドイツ語の基本概念 🫶🌿

ドイツ語で「安心する」「ホッとする」気持ちを表す表現は、
不安が和らぐ過程・安心の理由・心の深まり によって使い分けられます。

たとえば──

😮‍💨 「緊張していたけど、落ち着いてきた」(感情が静まる)
😊 「もう心配しなくていいと分かった」(不安が消える)
🔒 「ここなら大丈夫だと感じた」(安全への安心)
📢 「危険は去ったと知らされてホッとした」(状況の変化)
🤍 「誰かに守られていると感じて安心した」(信頼・つながり)

このように「安心する」と一言で言っても、
そこには 感情の変化・状況の把握・人との関係性 など、さまざまな要素が含まれています。

💡 その違いを意識して表現を選ぶことで、
ドイツ語での感情表現はぐっと自然で、細やかなものになります。


「安心する」を表すドイツ語表現の種類 💡

ここでは、心の動きに沿った順番
「安心」に関わるドイツ語表現を整理しました📖✨

ドイツ語表現ニュアンス例 📝
sich beruhigen 😌気持ちが静まり、落ち着くIch habe mich langsam beruhigt.(だんだん落ち着いた)
beruhigt sein 🌿落ち着いた状態にあるJetzt bin ich beruhigt.(今は安心している)
sich keine Sorgen machen😊心配しない・気にしないMach dir keine Sorgen.(心配しないで)
sich sicher fühlen 🔒安全だと感じるHier fühle ich mich sicher.(ここは安心できる)
erleichtert sein 😮‍💨不安が解消されホッとするIch war sehr erleichtert.(本当にホッとした)
Entwarnung geben / sein📢危機が去ったと知らせるEs wurde Entwarnung gegeben.(警報解除が出た)
sich wohlfühlen 🛋️心地よく安心しているIch fühle mich hier wohl.(ここは居心地がいい)
sich geborgen fühlen 🤍守られている安心感Bei ihr fühle ich mich geborgen.(彼女のそばだと安心する)
Vertrauen haben 🤝信頼に基づく安心Ich habe Vertrauen in ihn.(彼を信頼している)
in guten Händen sein 🤲任せて安心できるDu bist hier in guten Händen.(ここなら安心だよ)
Gewissheit haben 🧠確信による安心Jetzt habe ich Gewissheit.(確信が持てた)
zur Ruhe kommen 🕯️心が完全に静まるEndlich bin ich zur Ruhe gekommen.(やっと心が落ち着いた)

「安心」の表現をシーン別に選ぶなら?🎵

✅ 緊張や動揺を抑えたいとき → sich beruhigen, beruhigt sein
✅ 日常的に「大丈夫だよ」と伝えたいとき → sich keine Sorgen machen
✅ 安全・危険に関する安心 → sich sicher fühlen, Entwarnung geben
✅ 不安が解消されてホッとしたとき → erleichtert sein
✅ 居場所や人に対する安心感 → sich wohlfühlen, sich geborgen fühlen
✅ 信頼・確信からくる安心 → Vertrauen haben, in guten Händen sein, Gewissheit haben
✅ 心が完全に落ち着いた状態 → zur Ruhe kommen

💡 こうして整理すると、「安心する」という感情が
一瞬のホッと感から、深い心の安定まで 幅広く表現できることが分かりますね。

次の見出しでは、
それぞれの表現について 意味・ニュアンス・語源・例文 を
ひとつずつ丁寧に解説していきます📘✨

各表現の意味・ニュアンス・語源・例文 🔍

ここからは、「安心する」を表すドイツ語表現を
語源 → ニュアンス → 例文 の流れで、ひとつずつ丁寧に見ていきましょう📖✨


1. sich beruhigen 😌(気持ちが落ち着く)

🔍 語源と成り立ち
「beruhigen」は Ruhe(静けさ・安らぎ)から来た動詞で、
be- が付くことで「静けさの状態にする」という意味になります。
再帰形 sich beruhigen は「自分の気持ちを落ち着かせる」。

💡 ニュアンスと使い方
✅ 動揺・不安・怒りなどが徐々に静まっていく過程
✅ 感情のコントロールに焦点がある
✅ 命令形(Beruhig dich!)でもよく使われる

📝 例文
Ich habe mich langsam beruhigt.
(私はだんだん落ち着いてきた。)

Sie versuchte, sich vor dem Gespräch zu beruhigen.
(彼女は話し合いの前に落ち着こうとした。)

Beruhig dich, es ist alles in Ordnung.
(落ち着いて、大丈夫だよ。)


2. beruhigt sein 🌿(落ち着いた状態である)

🔍 語源と成り立ち
「beruhigt」は beruhigen の過去分詞。
状態を表す sein + beruhigt で、「すでに落ち着いている」ことを示します。

💡 ニュアンスと使い方
✅ 不安や緊張がすでに収まった状態
✅ 結果・状態の描写に向いている
✅ ニュース・説明文・会話どれでも使いやすい

📝 例文
Jetzt bin ich beruhigt.
(今は安心している。)

Nachdem er die Nachricht hörte, war er beruhigt.
(その知らせを聞いて、彼は落ち着いた。)

Du kannst beruhigt schlafen.
(安心して眠っていいよ。)


3. sich keine Sorgen machen 😊(心配しない)

🔍 語源と成り立ち
「Sorge」は「心配・不安」。
sich Sorgen machen(心配する)を否定して、
「心配を自分に作らない」=気にしない、という発想です。

💡 ニュアンスと使い方
✅ とても日常的でやさしい安心表現
✅ 相手をなだめる・励ますような響き
✅ 命令形・否定文で頻出

📝 例文
Ich mache mir keine Sorgen.
(私は心配していない。)

Du musst dir keine Sorgen machen.
(心配しなくていいよ。)

Mach dir keine Sorgen, ich melde mich.
(心配しないで、連絡するから。)


4. sich sicher fühlen 🔒(安全だと感じる/安心感を覚える)

🔍 語源と成り立ち
「sicher」は「安全な・確かな」という意味の形容詞。
sich sicher fühlen は直訳すると「自分を安全だと感じる」。

💡 ニュアンスと使い方
✅ 客観的な安全よりも主観的な安心感に焦点
✅ 防犯・人間関係・経済面・精神的な安心にも使える
✅ 「不安がない状態」をやさしく表す表現

※ 似た表現に in Sicherheit sein(安全な状態にある) がありますが、
こちらは「実際に危険がなくなった」「保護されている」といった
客観的な安全状態を表します。

一方 sich sicher fühlen は、
たとえ状況が同じでも「安心だと感じるかどうか」という
主観的な心の状態に焦点があるのが特徴です。

📝 例文
Ich fühle mich hier sicher.
(ここでは安心できる。)

Sie fühlt sich bei ihrer Familie sicher.
(彼女は家族のそばで安心している。)

Nach dem Gespräch fühlte ich mich wieder sicher.
(話したあと、また安心できた。)


5. erleichtert sein 😮‍💨(ほっとする/肩の力が抜ける)

🔍 語源と成り立ち

erleichtert」は
leicht(軽い)+ 接頭辞 er-(状態の変化)
から成る形容詞で、
直訳すると「軽くなった状態」という意味です。

そこから
👉 心や気持ちの重荷が取れて「ほっとする」「安堵する」
という感情表現として使われるようになりました。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 不安・緊張・心配が解消された直後の安心感を表す
✅ 「安心している」というよりも
 👉 “やっと楽になった”という感覚に近い
✅ 多くの場合 sein + erleichtert の形で使われる
✅ 結果・知らせ・状況の変化がきっかけになることが多い

📝 例文

Ich bin erleichtert.
(ほっとしました。)

Sie war sehr erleichtert, als sie die gute Nachricht hörte.
(その良い知らせを聞いて、彼女はとてもほっとした。)

„Zum Glück ist alles gut gegangen – ich bin echt erleichtert.“
(「無事で本当によかった…本当にほっとしたよ。」)


6. Entwarnung geben / Entwarnung sein 📢(警報解除する/もう心配ない)

🔍 語源と成り立ち
「ent-(取り除く)」+「Warnung(警告)」からなる名詞。
つまり 「警告を解除する」=危機が去った合図

💡 ニュアンスと使い方
✅ 災害・事件・健康・トラブル後の「ホッとする安心」
✅ 公的・ややフォーマルな響き
✅ Entwarnung geben(解除を出す)
 Entwarnung sein(もう警戒不要)

📝 例文
Die Polizei gab Entwarnung.
(警察は警報解除を発表した。)

Zum Glück ist jetzt Entwarnung.
(幸い、もう大丈夫だ。)

Nach den Untersuchungen konnte der Arzt Entwarnung geben.
(検査のあと、医師は問題ないと伝えた。)


7. sich wohlfühlen 🛋️(心地よく感じる/快適に過ごす)

🔍 語源と成り立ち

wohl」は「良く・快く・健やかに」、
fühlen」は「感じる」という意味。

👉 sich wohlfühlen は
「自分自身が“良い状態だと感じる”」
= 身体的・精神的に心地よい状態を表します。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 体調・環境・人間関係など、幅広い安心・快適さに使える
✅ 「不安がない」というより「居心地がいい」感覚
✅ 日常会話で非常によく使われる基本表現
✅ 場所・人・状況と一緒に使われることが多い

📝 例文

Ich fühle mich hier wohl.
(ここは居心地がいいです。)

Sie fühlt sich in ihrem neuen Job sehr wohl.
(彼女は新しい仕事にとても満足しています。)

„Mach dir keine Sorgen, fühl dich einfach wohl.“
(「心配しないで、リラックスしてね。」)


8. sich geborgen fühlen 🤍(守られていると感じる/包まれるような安心感)

🔍 語源と成り立ち

geborgen」は
bergen(守る・かくまう)に由来し、
「危険から守られている」「安全に包まれている」
という意味を持つ語です。

👉 sich geborgen fühlen は
心理的・感情的に深く安心している状態を表します。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 人・場所・関係性から得られる安心感
✅ 子ども・家族・パートナー・居場所に関してよく使われる
✅ sich wohlfühlen よりも 感情的に深く、温かい安心
✅ 文語・会話どちらでも使えるが、やや感情寄り

📝 例文

Bei meiner Familie fühle ich mich geborgen.
(家族と一緒だと安心できます。)

Das Kind fühlte sich in den Armen seiner Mutter geborgen.
(その子は母親の腕の中で守られていると感じていた。)

„Hier bist du sicher, du kannst dich geborgen fühlen.“
(「ここでは安心していいよ。」)


9. Vertrauen haben 🤝(信頼している/任せられると感じる)

🔍 語源と成り立ち

Vertrauen」は
古高ドイツ語 vertrūwen(信じる・頼る)に由来し、
「相手を信じて心を預けること」を意味します。

👉 Vertrauen haben は
安心感の中でも、人や状況への信頼を中心にした表現です。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 人・関係・将来・制度などへの信頼を表す
✅ 「感情的な安心」+「理性的な確信」のバランス
✅ 「jemandem vertrauen」「Vertrauen in etwas haben」も頻出
✅ 落ち着いた・やや大人向けの表現

📝 例文

Ich habe Vertrauen in dich.
(あなたを信頼しています。)

Sie hat großes Vertrauen in ihre Ärztin.
(彼女はその医師をとても信頼している。)

„Du kannst mir vertrauen, ich bin für dich da.“
(「僕を信じて。そばにいるよ。」)


10. in guten Händen sein 🤲(任せて安心できる)

🔍 語源と成り立ち

in guten Händen sein」は直訳すると
「良い手の中にある」=「信頼できる人に任せられている状態」。

👉 Hände(手) はドイツ語でも
「世話・管理・責任」を象徴する語として使われます。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 自分でコントロールしなくても大丈夫という安心感
✅ 人・医師・専門家・組織などに対してよく使う
✅ 感情表現というより 状況評価型の安心
✅ 日常会話〜文章まで幅広く使用可能

📝 例文

Du bist hier in guten Händen.
(ここでは安心して任せられます。)

Der Patient ist bei diesem Arzt in guten Händen.
(その患者は、この医師に任せて安心だ。)

„Mach dir keine Sorgen, das Projekt ist in guten Händen.“
(「心配しないで、そのプロジェクトは信頼できる人が担当してるよ。」)


11. Gewissheit haben 🧠(確信による安心)

🔍 語源と成り立ち

Gewissheit」は
gewiss(確かな・間違いない)から派生した名詞で、
「疑いの余地がない確信」を意味します。

👉 Gewissheit haben
= 感情ではなく、事実・理解・判断に基づく安心

💡 ニュアンスと使い方

✅ 不安が「分からないこと」から来ている時に有効
✅ 情報・証拠・説明によって安心した状態
✅ 冷静・理性的・文章向きの表現
✅ 心が落ち着く“結果”として使われることが多い

📝 例文

Jetzt habe ich Gewissheit.
(これで確信が持てました。)

Die Untersuchung gab ihm Gewissheit.
(検査によって彼は安心した。)

„Es ist gut, endlich Gewissheit zu haben.“
(「やっとはっきりして、安心したよ。」)


12. zur Ruhe kommen 🕯️(心が完全に静まる)

🔍 語源と成り立ち

Ruhe」は「静けさ・休息・平穏」を意味し、
zur Ruhe kommen」は
「静けさの状態に至る」という表現です。

👉 一時的な安心ではなく、
心身が落ち着き切った状態を表します。

💡 ニュアンスと使い方

✅ 強い不安・緊張・混乱のあとに訪れる安心
✅ 心・感情・神経が鎮まるイメージ
✅ 比喩的にも、実際の休息にも使える
✅ 文語寄りだが、会話でも自然

📝 例文

Nach dem Gespräch kam ich endlich zur Ruhe.
(その話し合いのあと、ようやく落ち着いた。)

Er braucht Zeit, um zur Ruhe zu kommen.
(彼は心を静める時間が必要だ。)

„Jetzt ist alles geklärt – ich komme langsam zur Ruhe.“
(「もう全部はっきりして、やっと気持ちが落ち着いてきた。」)

各表現の使い分けと比較 🔍

「安心する」を表すドイツ語表現も、一見似ているようで
安心に至る理由・深さ・性質がそれぞれ異なります。

ここでは、今回取り上げた 12 の基本表現を比較しながら、
どの場面でどの表現を選ぶと自然かを整理していきましょう💡✨


安心の種類とニュアンスの違い 🌿

「安心する」といっても、
感情の動き・状況・時間軸によって使う表現は変わります。

12 の表現を意味の軸で分類すると、以下のようになります📖✨

安心のタイプ説明適したドイツ語表現
気持ちが落ち着く動揺・緊張が静まり、平常心に戻るsich beruhigen, beruhigt sein
心配がなくなる不安を手放し、楽になるsich keine Sorgen machen, erleichtert sein
危険が去る危機や不安材料が解消されるEntwarnung geben / sein
安全を感じる危険がなく、守られていると感じるsich sicher fühlen
居心地のよさ身体的・心理的に快適sich wohlfühlen
守られている安心人・場所・関係性への深い安心感sich geborgen fühlen
信頼による安心相手や状況を信じて不安がないVertrauen haben
任せて安心自分で抱えず委ねられるin guten Händen sein
確信による安心事実・理解に基づく安心Gewissheit haben
心が完全に静まる緊張や不安が完全に解けるzur Ruhe kommen

似ている表現の違いを整理 🧠

ここで特に迷いやすい表現を、対比で確認しておきましょう。

🔸 sich beruhigen / beruhigt sein

  • sich beruhigen:動揺 → 落ち着く 過程
  • beruhigt sein:すでに落ち着いた 状態

🔸 sich sicher fühlen / in Sicherheit sein(補足)

  • sich sicher fühlen:主観的な「安全だと感じる」
  • in Sicherheit sein:客観的に安全な状態
    → 本記事では 感情表現 を重視するため、基本は sich sicher fühlen

🔸 erleichtert sein / zur Ruhe kommen

  • erleichtert sein:不安が取れてホッとする 瞬間
  • zur Ruhe kommen:感情が完全に鎮まり、静けさに至る 最終段階

🔸 Vertrauen haben / in guten Händen sein

  • Vertrauen haben:信頼という感情が安心を生む
  • in guten Händen sein:信頼できる相手に任せて安心

フォーマル・カジュアルの違い 🎩🆚🎉

安心表現にも、会話向き・文章向きがあります。

ドイツ語表現フォーマル度よく使われる場面
sich beruhigen 😌カジュアル会話・感情のコントロール
beruhigt sein 🌿カジュアル〜中立状況説明
sich keine Sorgen machen 😊非常にカジュアル日常会話
sich sicher fühlen 🔒中立心理状態の説明
erleichtert sein 😮‍💨中立感情の変化
Entwarnung geben / sein 📢ややフォーマルニュース・報告
sich wohlfühlen 🛋️カジュアル日常・環境
sich geborgen fühlen 🤍中立〜文語心理・感情描写
Vertrauen haben 🤝中立人間関係・価値観
in guten Händen sein 🤲中立医療・仕事・任せる場面
Gewissheit haben 🧠フォーマル寄り判断・説明・文章
zur Ruhe kommen 🕯️中立〜文語心理・回復の描写

会話と文章での使い分けのポイント 🎯

「落ち着いて!」と声をかけるなら?
sich beruhigen, sich keine Sorgen machen

「ホッとした…」を表したいなら?
erleichtert sein

「もう大丈夫」と状況を伝えるなら?
Entwarnung geben / sein

「安心できる場所・人」を表すなら?
sich sicher fühlen, sich geborgen fühlen

「信じて任せられる安心」なら?
Vertrauen haben, in guten Händen sein

「すべてが終わって心が静まる」なら?
zur Ruhe kommen


💡 まとめポイント

「安心する」は
✔ 感情の動き
✔ 安心の理由
✔ 深さ・持続性
によって、最適な表現が変わります。

これらを意識して使い分けられるようになると、
ドイツ語での感情表現が とても自然で豊かになりますよ😌🌿

よくある間違い・注意点 ⚠️

ドイツ語で「安心する」を表す表現は、日本語ではどれも「安心」「落ち着く」と訳されがちですが、
感情の段階・原因・状態か動作か によって、使い分けが必要です。

ここでは、今回扱った 12 表現について、
学習者が特につまずきやすいポイントを整理します💡


1. 「sich beruhigen」と「beruhigt sein」の混同 😌🌿

  • sich beruhigen → 落ち着く 過程・動作
  • beruhigt sein → すでに落ち着いている 状態

❌ 間違いの例
Ich bin ruhig geworden und beruhige mich jetzt.
(× 状態と動作が混在して不自然)

✅ 正しい例
Ich beruhige mich jetzt.
(今、気持ちを落ち着かせている)

Ich bin jetzt beruhigt.
(今はもう落ち着いている)

👉 「今まさに落ち着いている途中か」「すでに落ち着いたか」 が判断ポイント。


2. 「sich keine Sorgen machen」は万能ではない 😊

「心配しないで」と言いたいときに便利ですが、
深刻な状況では軽く聞こえすぎることがあります。

❌ 不自然になりやすい例
Mach dir keine Sorgen, alles ist vorbei.
(× 危機が完全に終わった場面では軽すぎる)

✅ 適切な例
Es ist Entwarnung gegeben worden.
(警報解除が出された=客観的に安全)

👉 感情のケアなら sich keine Sorgen machen
👉 状況の解消なら Entwarnung を使うのが自然。


3. 「sich sicher fühlen」と「Entwarnung sein」の混同 🔒📢

  • sich sicher fühlen → 主観的に「安全だと感じる」
  • Entwarnung sein / geben → 客観的に「危機が去った」

❌ 間違いの例
Ich fühle mich sicher, der Alarm ist vorbei.
(△ 文法的にはOKだが、情報伝達としては弱い)

✅ 正しい例
Es ist Entwarnung.
(警報解除=公式・客観)

Ich fühle mich jetzt sicher.
(その結果としての感情)

👉 ニュース・報告感情表現を分けて考えると◎。


4. 「erleichtert sein」と「zur Ruhe kommen」の違い 😮‍💨🕯️

  • erleichtert sein → 不安が取れて「ホッとする」瞬間
  • zur Ruhe kommen → 心が完全に静まり、落ち着いた状態に至る

❌ 間違いの例
Nach der Prüfung kam ich sofort zur Ruhe.
(× 試験直後は「ホッとする」が自然)

✅ 正しい例
Nach der Prüfung war ich erleichtert.
Später kam ich langsam zur Ruhe.
(段階を分けると自然)

👉 一時的な解放感か、深い静けさか が使い分けの鍵。


5. 「sich wohlfühlen」と「sich geborgen fühlen」の混同 🛋️🤍

  • sich wohlfühlen → 居心地がいい・快適
  • sich geborgen fühlen → 守られているという情緒的な安心

❌ 間違いの例
Ich fühle mich geborgen im Café.
(× 物理的な快適さだけだと大げさ)

✅ 正しい例
Ich fühle mich hier wohl.
(場所・雰囲気)

Bei meiner Familie fühle ich mich geborgen.
(人・関係性)

👉 環境の快適さか、人とのつながりかで選ぶ。


6. 「Vertrauen haben」と「in guten Händen sein」の違い 🤝🤲

  • Vertrauen haben → 自分の内面にある「信頼」
  • in guten Händen sein → 他者に任せて安心できる状態

❌ 間違いの例
Ich habe Vertrauen, der Arzt ist gut.
(△ 意味は通じるが不自然)

✅ 正しい例
Ich bin bei diesem Arzt in guten Händen.
(任せて安心)

Ich habe Vertrauen in ihn.
(人を信頼している)

👉 主体が自分か、相手に委ねているかがポイント。


7. 「Gewissheit haben」は感情表現ではない 🧠

Gewissheit haben は「確信・確定した事実」に基づく安心で、
感情的な「ほっとした」とは異なります。

❌ 間違いの例
Ich habe Gewissheit und bin glücklich.
(× 感情語と直結させると不自然)

✅ 正しい例
Jetzt habe ich Gewissheit.
(事実がはっきりした)

Jetzt bin ich erleichtert.
(その結果、ホッとした)

👉 頭の安心 → 心の安心の順序を意識すると自然。


理解のポイント ❗️

「安心する」表現での最大の落とし穴は、
すべてを同じ「安心」で処理してしまうことです。

✔ 動作か状態か
✔ 主観か客観か
✔ 一時的か、深い安心か

この3点を意識するだけで、
ドイツ語の安心表現はぐっと自然になります😌🌿

使い分けテスト 🎯

ここまで学んだ
「安心する」を表す 12 のドイツ語表現 を、
文脈に合わせて正しく使い分けられるか確認してみましょう📖✨


12問の穴埋め問題 ✏️

(1) Atme tief durch und versuche, dich erst einmal _____.
(深呼吸して、まずは落ち着いて。)

(2) Nach dem Gespräch war er endlich ____ und konnte klar denken.
(その話し合いのあと、彼はすっかり落ち着いた状態になった。)

(3) Mach dir keine Sorgen – du musst dir darüber wirklich _____.
(心配しないで、それについて悩む必要はないよ。)

(4) In ihrer Nähe fühle ich mich immer _____.
(彼女のそばにいると、いつも安心できる。)

(5) Als ich hörte, dass alles gut gegangen war, war ich sehr _____.
(すべてうまくいったと聞いて、私はとてもホッとした。)

(6) Nach Stunden des Wartens wurde endlich ____ gegeben.
(何時間も待ったあと、ようやく警報解除が出された。)

(7) In diesem Hotel habe ich mich sofort _____.
(このホテルでは、すぐに居心地がいいと感じた。)

(8) Bei meinen Großeltern habe ich mich als Kind immer _____.
(子どもの頃、祖父母の家ではいつも守られていると感じていた。)

(9) Ich habe großes _____ in meinen Kollegen.
(私は同僚をとても信頼している。)

(10) Bei diesem Arzt bist du wirklich _____.
(この医師なら、本当に任せて安心だよ。)

(11) Jetzt habe ich endlich _____, wie es weitergeht.
(これからどうなるのか、ようやく確信が持てた。)

(12) Nach dem langen Tag konnte ich am Abend langsam _____.
(長い一日のあと、夜になってようやく心が完全に静まった。)


解答と解説 ✨

(1) sich beruhigen 😌
→ 不安や緊張が高まった状態から、気持ちを落ち着かせる過程

(2) beruhigt sein 🌿
→ すでに落ち着いていて、冷静な状態を表す。

(3) sich keine Sorgen machen 😊
→ 日常会話でよく使われる「心配しない」という軽めの安心表現。

(4) sich sicher fühlen 🔒
→ 主観的に「安全だ・大丈夫だ」と感じている気持ち。

(5) erleichtert sein 😮‍💨
→ 不安や緊張が解けて「ホッとする」瞬間的な安心。

(6) Entwarnung 📢
→ 客観的に危機や警報が解除されたことを示す公式表現。

(7) sich wohlfühlen 🛋️
→ 場所や雰囲気が快適で、居心地がいいと感じる状態。

(8) sich geborgen fühlen 🤍
→ 人との関係性の中で「守られている」と感じる深い安心感。

(9) Vertrauen haben 🤝
→ 相手の人柄や行動に対する信頼から生まれる安心。

(10) in guten Händen sein 🤲
→ 専門家や信頼できる相手に任せて安心できる状態。

(11) Gewissheit haben 🧠
→ 事実がはっきりし、疑いがなくなったことによる安心。

(12) zur Ruhe kommen 🕯️
→ 心身ともに完全に静まり、深い落ち着きに至る状態。

違う切り口で確認 💡
  • 感情の動き → sich beruhigen / erleichtert sein
  • 状態の安心 → beruhigt sein / zur Ruhe kommen
  • 原因の安心 → Entwarnung / Gewissheit haben
  • 人・場所 → sich geborgen fühlen / in guten Händen sein / sich wohlfühlen

まとめ:12の「安心する」表現を整理 🌿🕊️

ここまで、ドイツ語で「安心する」「落ち着く」「ホッとする」といった
心の静まりを表す 12 の表現を、段階的に見てきました。

「安心」と一言で言っても、
✔ 一時的なホッと感
✔ 不安が消えた状態
✔ 人や場所による安心
✔ 確信・信頼から生まれる安心
など、実はとても幅広い感情が含まれています。

最後に、それぞれの表現を一覧で整理し、
使い分けの軸をもう一度確認しておきましょう💡


12の表現の特徴まとめ 📝

ドイツ語表現ニュアンスよく合う場面
sich beruhigen 😌不安・緊張が静まっていく過程動揺した直後・パニック時
beruhigt sein 🌿すでに落ち着いている状態話し合い後・冷静な場面
sich keine Sorgen machen 😊心配しない・気にしない日常会話・軽い安心
sich sicher fühlen 🔒主観的に「安全だ」と感じる人・環境・状況
erleichtert sein 😮‍💨緊張が解けてホッとする結果待ちの後
Entwarnung geben / sein 📢危機・警戒が公式に解除される災害・トラブル後
sich wohlfühlen 🛋️居心地がよく快適場所・雰囲気
sich geborgen fühlen 🤍守られている深い安心感家族・愛情・人間関係
Vertrauen haben 🤝信頼に基づく安心人・チーム・関係性
in guten Händen sein 🤲任せて大丈夫という安心医師・専門家・制度
Gewissheit haben 🧠確信が持てたことによる安心判断・将来・決断
zur Ruhe kommen 🕯️心身が完全に静まる一日の終わり・回復

使い分けのポイント 🎯

✅ 心の「動き」に注目するなら

  • 不安 → 落ち着く過程:sich beruhigen
  • 緊張が解けた瞬間:erleichtert sein
  • 最終的な静けさ:zur Ruhe kommen

✅ 状態としての安心を言いたいなら

  • 冷静な状態:beruhigt sein
  • 安全だと感じる:sich sicher fühlen

✅ 人・環境から来る安心なら

  • 居場所の快適さ:sich wohlfühlen
  • 守られている感覚:sich geborgen fühlen
  • 任せられる相手:in guten Händen sein

✅ 理性・判断に基づく安心なら

  • 信頼が土台:Vertrauen haben
  • 確信がある:Gewissheit haben
  • 客観的に危機が去る:Entwarnung geben / sein

こんなとき、どの表現を使う?(クイックチェック ✅)

💡 「まず落ち着いて!」
→ sich beruhigen

💡 「もう大丈夫、安心していいよ」
→ sich sicher fühlen / Entwarnung geben

💡 「結果を聞いてホッとした」
→ erleichtert sein

💡 「この場所、落ち着くなあ」
→ sich wohlfühlen

💡 「あなたになら任せられる」
→ in guten Händen sein

💡 「もう迷いはない」
→ Gewissheit haben

💡 「すべてが静まり、心が休まった」
→ zur Ruhe kommen


まとめ 🌙

この記事では、ドイツ語の
「安心する」「心が落ち着く」を表す

sich beruhigen, beruhigt sein, sich keine Sorgen machen, sich sicher fühlen, erleichtert sein, Entwarnung geben / sein, sich wohlfühlen, sich geborgen fühlen, Vertrauen haben, in guten Händen sein, Gewissheit haben, zur Ruhe kommen

という 12 の表現を取り上げ、
ニュアンス・使い分け・具体的な場面を丁寧に整理しました📘

これらを意識して使い分けられるようになると、
ドイツ語での感情表現がぐっと自然で、深みのあるものになります🌿

この記事で紹介した表現以外にも、
さまざまな感情を表す言葉をまとめています。
👉 感情表現一覧はこちら

📖 参考文献・出典一覧

  • Duden Online – 権威あるドイツ語辞典
  • Goethe-Institut – ドイツ語教育と文化を推進する公的機関
  • Deutsche Welle (DW) – ドイツ国際放送局による語学学習ページ
  • PONS Wörterbuch – 学習者向けオンライン辞典
  • NHK語学講座(ドイツ語) – 日本語で学べる信頼性の高い教材
  • Grimm Grammar(University of Texas at Austin) – 文法解説
  • Verbformen – ドイツ語動詞活用・例文集
  • Your Daily German Dictionary – 語源解説
  • Reddit/r-German – 学習コミュニティの知見

ABOUT ME
PikaMyu RYO
PikaMyu RYO
外国語学部ドイツ語学科卒。比較対照言語学を専攻し、25言語を独学で学習中。多言語学習の楽しさをわかりやすく伝える記事を書いています。
Recommend
こんな記事も読まれています
記事URLをコピーしました